10年ぶりの茶道と木瓜の花
こんにちは。毎日流れる新型コロナウイルスに関するニュース。
拡大しないことを祈っていましたが、いよいよ実生活にも影響してきました。
政府の要請で、来週から春休みまで地域の小中学校の休校が決定。今日突然に3学期が終了してしまいました。
我が家に今年卒園や卒業を迎える子どもはいませんが、人生の節目となる式典も中止になってしまうのか?前触れもなくいきなり学校生活が終わりになってしまう、子ども達の気持ちを思うと切なくてなりません。
在校生の足りない授業数をどう補うのかも気になります。
長く悩ましい春休みです。
さて、先日、京都のとある場所まで茶道のお稽古に行ってきました。
茶道は結婚してからはじめた趣味で、2年ほど続けていましたが、出産を境にすっかり縁遠くなっていました。
でも、あの非日常を味わえる空間が大好きで、ずっといつか再開したいと思っていたところ、遊びに来る気分で・・・と先生にお声をかけていただき、10年ぶり(!)に稽古をつけてもらえることに。
ブランクが長すぎてお作法も立ち居振る舞いもすべて忘れてしまっていましたが、先生の優しいご指導のもと、美味しい薄茶をいただき、お手前もなんとかすることができました。
四畳半のお茶室に4人。
シーンと静まりかえった空間で聞こえるは、帛紗をさばく音、ひしゃくからお湯が落ちる音、茶筅を振る音、落ち着いた先生の声と、風と鳥の音。
時計もない、スマホもない、静寂の時間を思う存分に楽しみました。正座を2時間以上するのも相当久しぶりでしたが、全く痛みを感じないほど楽しかったー!
自分がお点前さんをしたときは、アタマ真っ白で完全に「無」でしたけどね。笑。
何もかも忘れて自分をリセットする時間。必要ですね。
お土産にいただいたのは、花器に飾られていた木瓜の花。
とっても可憐で梅の花と似ていますが、枝にはするどいトゲがあります。
木瓜の花は枝の下から順に咲いていくところも特徴だそうですよ。
「お茶のお稽古に定期的に通う」自分の目標がまたひとつ増えました。